福江島の西端に位置する玉之浦町。名勝・大瀬崎灯台や、野生の鹿をみることができる島山島、さらに深く入り込んだ玉之浦湾など、壮大で風光明媚な自然が特徴的な場所で、夏には多くの観光客が訪れます。
詳しく見る ▶︎福江港から船で45分、五島列島のほぼ真ん中に位置する奈留島。ヤツデのように岬と入江が入り組み、海また海の美しい島景色をみせています。世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産である江上天主堂や、松任谷由美さんの「瞳を閉じて」の歌でも名高い島です。
詳しく見る ▶︎ 福江港から船で20分、五島列島で3番目の大きさを誇る久賀島は、馬蹄型(U字型)をなし、北向きの久賀湾は奥深く、湖のような静けさが印象的です。また五島市のなかでも特にツバキが多い島で、広大なツバキ林のほか、集落内や道路脇にもツバキをみることができます。
さらに、五輪地区に立つ旧五輪教会堂は、世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産にもなっており、また、平成23年9月には、島全域の景観が国の重要文化的景観に選定されるなど、国からも高い評価を受けている島です。
福江島の北西部に位置する三井楽(みいらく)半島の全部とその西方海上に浮かぶ嵯峨島(さがのしま)からなる町です。
歴史的・文化的に意義深い土地柄で、古くは万葉の時代、遣唐使船日本最後の寄港地として、中国文化との交流の中継地点でした。
福江島の北部に位置する岐宿(きしく)町。遣唐使船が日本で最後に寄泊したといわれる白石湾や、風光明媚な魚津ヶ崎(ぎょうがざき)公園、さらに姫島や七ツ岳・ドンドン渕など、島らしい景色と雄大な緑が織り交ざった風景が特徴的です。
詳しく見る ▶︎ 五島列島最南端に位置する福江島。富江地区はそのまた南部に位置し、古くから「サンゴの町」として知られています。
大正から昭和初期には、サンゴの採取とカツオ漁が盛んだったため、人口が15,000人を超える年もありましたが、昭和35年以降は高度経済成長の波によって人口流出が続き、現在は人口約5,000人となっています。
地形的には、町境に連なる山地と富江半島に大別されます。富江半島は火山の噴火でできた溶岩台地で、最も標高の高い只狩山(84m)を除けば平均海抜20m以下の平坦な田畑地帯になっていて、溶岩トンネルの「井坑」(いあな)や「勘次が城(かんじがしろ)」と呼ばれる倭寇根拠地の石塁遺跡が有名です。
「五島彫り」という独自の加工技術も秀逸な特産品・サンゴのほかにも、地ものの新鮮な魚を使った蒲鉾や塩、五島牛・五島豚、それに糖度の高い中玉トマト・五島ルビーなどが生産され、海の幸・山の幸に恵まれています。
福江港の北東約16kmに位置する、面積8.75平方キロメートル、周囲27.5kmの島です。中央の最も狭い部分は約200mの幅で、上空からみると蝶が羽を広げたかたちにみえます。島の約85%が山で、わずかな平地に集落があります。
近海に好漁場があることから、かつてはイワシ漁などでにぎわい、昭和20年代には人口3,000人を数えたこともありますが、現在は約100人にまで減少してしまいました。
福江島の北東部に位置する奥浦地区。五島ではじめて建てられた天主堂・堂崎教会や、小高い丘の上に佇む浦頭教会、樫の浦のアコウの大樹、戸岐大橋、六方(むかた)海水浴場、福江海中公園などがあります。
詳しく見る ▶︎福江島の南部に位置する、翁頭山(おうとうざん)の麓に広がる地区で、きれいな砂浜とエメラルドグリーンの海の広がる香珠子(こうじゅし)海水浴場、大浜海水浴場などがあります。
詳しく見る ▶︎福江島の南東部に位置する崎山地区。全面芝生に覆われた、五島のシンボルともいえる鬼岳、その中腹に広がる椿園椿森林公園、鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸などがあります。
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